ご 挨 拶
一般社団法人
全国国立大学附属学校PTA連合会
会 長 桑名 良尚
令和6年度一般社団法人全国国立大学附属学校PTA連合会会長就任にあたり、ご挨拶申し上げます。日頃から会員の皆様に於かれましては、全附P連への活動にご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。
本年度も、去る6月1日に定時総会が開催され、全ての議案についてご承認をいただき、令和6年度新体制としてのスタートを切ることが出来ました。昨年に続き対面での総会、多くの方々に参加いただき、皆様のご理解とご協力により、滞りなく終えることが出来たことに、改めて感謝申し上げます。
教育基本法の前文に「たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で文化的な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献する」とありますが、これはもとより、同法第1条で、教育の目的として「人格の完成」「平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成」とあり、また、第2条においては教育の目標として、①幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと、②個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと、③正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと④生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと、⑤伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこととあります。国立大学附属学校はこれら教育基本法の理念・目的・目標・機会均等の実現を目指し、実践することが役割で、PTAもそれらを実現すべく協力する団体だと信じています。
全附P連では受動的な活動だけでなく、懸命な活動、築かれた信頼、そして、困難な中でも対話を通じて結果を出し続けるよう活動していきます。令和5年度は、コロナ禍で停滞していたPTA活動を再始動し、活動の意義を含め多くの地区役員・単位PTAの方々と話し合う機会を持つことができました。令和6年度も一年間、精一杯活動して参りますので、皆様からのご指導ご鞭撻を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。