全附P連 カンガルーシップ活動助成事業
1.助成事業内容
(A)理解プロジェクト活動助成事業
理解プロジェクト活動助成事業とは、特別支援学校・学級による障がいのある子どもたちへの理解啓発につながる活動と、特別支援学校・学級自身が自らの活動を外に向けて発信し、理解啓蒙につながる活動への助成です。理解プロジェクト活動は、校内活動のことだけではなく、自分たちがどのような学校で、どのような生徒がいるかを伝え、附属はもとより附属以外の学校や地域住民に特別支援学校を理解してもらう活動を指します。
(B)共生プロジェクト活動助成事業
共生プロジェクト活動助成事業とは、特別支援学校・学級とそれ以外の学校園との交流の活性化を目的とする活動への助成事業です。バザーや各種お祭り、芋掘りなどの交流が該当します。共生プロジェクト活動の本質は、附属学校園全てを一つの集団とし、そこに在籍する園児、児童、生徒が障がいを特別なものとして認識するのではなく、むしろ普通のことと考え、共に生きることの大切さやその芽生えを促していく交流活動にあると考えています。 主管はどちらの附属学校PTAでも構いません。ただし、必ず参加交流される両校のPTA会長名を明記した上で、どちらか1校による申請を行ってください。
(C)就労支援活動助成事業
就労支援活動助成事業とは、理解と共生を併せもち特別支援の子どもたちの将来の進路にかかわる就労体験、就労先開拓やそのための理解啓発活動に関する助成事業です。特別支援学校の保護者はもとより他附属学校園PTAの保護者や地域関係者など幅広く就労に対する情報を発信、開拓するPTA活動にご活用ください。
(D)ネイバーサポート活動助成事業
「ネイバーサポート活動」とは現在、通常学級に約6.5%在籍(H23年文科省調べ)するといわれる軽度発達障がい(学習障がい、多動性障がい、広汎性発達障がい等)者に対する理解・支援のための活動を指します。不登校やいじめで悩む当事者や、その保護者が良い方向へ変わっていくためには教師、クラスメート、多くの保護者が理解を深めることが必要と考えます。そのための専門家による講演会、研修会等の活動にご活用ください。