年頭のご挨拶
(一社)全国国立大学附属学校PTA連合会 会長 大竹 昌士
新年あけましておめでとうございます。
まだまだ、コロナ禍の不安が拭いきれないまま令和5年を迎えましたが、全附P連はこの3年間の経験を活かしオンラインで広く情報発信をさせていただく方法はもちろん、やはり対面で感じられる絆も大切にしながら、今年も全国の皆様にとって有益な事業の展開を図ってまいります。
全附P連は今年度、創立70周年を迎え昨年の9月30日と10月1日、2日間にわたって開催された第13回PTA研修会全国大会に於いて、創立70周年ビジョンを掲げました。
国立大学附属学校の公益性、公共性向上にむけた連携強化として、大学、附属学校、保護者が三位一体となって附属学校の社会的使命についてもっと知る必要があることや、子どもを取り巻く社会課題へ積極的に対応するため、いじめ防止や子ども生活支援等、他人事ではなく自分事として考えるプログラムや取組みを推奨していきます。
また、PTAや学校でのICT化支援としてGIGAスクール構想に対するサポートや情報の共有、先生方の働き方改革についてもPTAとしてどんなサポートができるのか等、会員相互で情報を共有できる機会を設けることを目標としています。
そして、引き続き附属学校の存在意義を高めるため、ホームページやメディアに加えSNSでのスピーディーな情報発信にも力を入れ、積極的な周知活動に努めています。
全附P連は、全国の附属学校がこれまで積み重ねてきた知見を活かし、地域のモデル校として使命を果たせるようサポートし、その取り組みがこれから迎える新たな時代の教育に繋がっていくことを祈念しております。
子どもたちとこの国の未来のために、全附P連はこれからも公教育に貢献してまいります。